この記事は Splathon vol.1 Advent Calendar 2020 の11日目の記事です。
大王戦 とは
Splathon 内で開催されているウデマエ別の大会です。この大会は大王/王子王女/将軍の3つの Tier に分かれていて、自分が参加した大王 Tier は XP24 後半から XP27 後半までのメンバーが参加していました。開催期間は約3ヶ月間とちょっと長めの大会です。
この大会は、予選ではナワバリ含む全てのルールと指定8ステージで、各チームが総当りで4先の対抗戦を行い、決勝では予選リーグ1位と2位がフェスステージを含む5先の対抗戦を行い、優勝チームを決めます。
チームはウデマエが均等になるように組まれて、自分は弱陰性というチームで参加していました。
チームメンバーの紹介
わたこさん
- L3 を使う弱陰性の前衛
- 気付いたら前線キルを重ねたり、スフィアでヘイトを稼いでいることが多かった
- 大王戦途中からジェッパを克服したらしくステージに合わせて L3D を持てていてすごい
としおさん
- スシべ/ZAPを使う弱陰性の中衛
- サポートが光るいぶし銀
- イノシシになりがちな自分を「スペシャル溜まるからちょっとまって」という掛け声で引き止めてくれていた
ちゃおまるさん
- お風呂を使う弱陰性の中衛
- モズクの網上のスピナーにお風呂で撃ち勝つ謎性能
- チームが慌てていても落ち着かせてくれる精神的支柱
はやぶさコーチ
- 弱陰性のコーチ
- ナワバリ勢で、主にナワバリの勝ち方について教えてもらった
- チーム練習の俯瞰視点やフィードバックをいただきました
- 居酒屋配信によって大王戦自体を盛り上げてくれた
odan
- プライムを使う弱陰性の前衛
- ボトムと呼ばれるチームで一番 XP が低い人
- 時折イノシシモードになって簡単にデスする
チームの特徴の紹介
編成
弱陰性は L3 + プライム + スシべ or ZAP + お風呂を基本編成としていて、ほとんどのステージ、ルールでこの形でした。この編成に行き着いたのはチーム結成から1週間と他のチームと比べて早く、チームとしての練度を高めることが出来ました。この編成で行こうと強く推してくれたのははやぶさコーチだったので、その点でも感謝です。
勝ちパターン
勝ちパターンとしては、スシべとお風呂が基本的に偉い動きをしながら盤面を維持しつつ、L3 かプライムのどちらかが上振れて大きくカウントを進めることが多かったです。L3 かプライムのどちらか一方がうまく動けていなくても勝ちに繋げられていたのが、勝ちを重ねることが出来た要因じゃないかと考えています。
勝負強さ
自分で言うのはあれですが、弱陰性は勝負強いチームだったと思います。ほとんどの予選と決勝で流れを掴むために絶対に勝たなきゃいけない試合を、ルルステの運や個人の上振れなどによって取り切れていたと思っています。
予選と決勝でのふりかえりでは、この勝負強さを中心に見ていきます。
ふりかえり
やってない時もありましたが頻繁にふりかえりするチームでした。
- 練習後に俯瞰視点を Watch2Gether を使ってみんなで見る
- 「スプラノート」と呼ばれる Google Docs に練習後に非同期で練習の各試合の気になるポイントなどをお互いに書き込む
このふりかえりによって、各ステージで誰がどのタイミングでどこのポジションに入るかの共通認識が構築できて、勝ちにつながったと思っています。
予選
vs 濁点
初戦で緊張していましたが勢いで勝ちきることができた試合でした。特にナワバリで L3 の抜けから流れを掴むことができて、その後の試合もその調子良く進めることができたと思います。
vs もちココア
予選で唯一負けた試合でした。バケとホクサイの対面の圧が強くてどの試合も苦しい展開でした。
初戦のアサリと5戦目のエリアを落としたのがかなりきつかったです。初戦のアサリは最後の最後で相手にワンちゃん掴まれる動きを許してしまったのと、5戦目のエリアは長射程がいない編成えで運悪くモズクを引いてしまったのが敗因です。どっちかでも勝っていればまだワンちゃんあったのかなと思います。
vs 上振れ
初戦は落としたもののその後4本取ることができて、4-1 で勝つことができた試合でした。
ターニングポイントとなった試合は、2試合目のアジフライナワバリだと思っています。プライムで謎に裏抜けしてしまったり最後ナイス玉を抱えたりで戦犯ムーブを重ねてしまっていましたが、0.8 % 差でギリギリ勝つことができて流れに乗れました。
vs 麦わら
上振れ戦と同様に初戦のガチアサリを落としたものの、その後4本取ることができて、4-1 で勝つことができました。
3戦目のガチヤグラでモズク農園を引けたのがかなり大きかったです。もし仮にガチエリアやナワバリでモズク農園を引いていたらスプスピが暴れていただろうし、他のステージでヤグラを引いていたらバケが出てきていた可能性があり、もしその場合負けていた可能性はあったと思います。ここで、ルルステの運もあって勝つことができて、流れに乗れたと思います。
vs 母性
結果的に 4-0 とストレートで勝つことができましたが、編成的にエクキャンが可能な相手で、緊張から試合当日は会社を早退するレベルでビビってました。
4-0 で勝ち切ることができた要因はナワバリでコンブを引けたことだと思っています。試合までの1週間はバトロボさんにお願いして対キャンプの練習を繰り返していて、その中で特にコンブナワバリは重点的に練習していました。そのコンブナワバリを本番で引けたのはとても運に恵まれていたと思います。自分が L3 ベッチューを使って左通路のキャンプを抑え込めていたのはこの練習のおかげでした。
vs 7つの滞在
勝てば決勝への進出が確定する試合で、この日も緊張から会社を早退していました。結果は 4-1 で勝つことができて決勝行きを決めることができました。
この試合は、コンブナワバリとアジフライヤグラで勝ちを掴めたのが大きかったです。コンブナワバリは前日から「明日の試合でコンブナワバリを引いたら、L3 ベッチューじゃ相手のななさんの L3 に対面で勝てないだろうからプライムを持ってみよう」と考えていました。当日運良くコンブナワバリを引くことができて、狙いのプライムを持って勝つことができました。
アジフライヤグラでは延長戦で危うく逆転負けしそうになりましたが、運良く最後にヤグラに乗ることができて勝つことができました。
これらの試合のどちらかでも落としていたら危なかったと思っています。
決勝 vs もちココア
決勝の相手は予選で唯一負けていたもちココアで、予選のリベンジとなる試合でした。
勝ちの流れを掴めたのは4戦目のモズクホコでした。このモズクホコは1戦目は取れたものの、2戦目と3戦目を落として悪い流れの中の試合でした。
試合の中でも先に致命傷レベルのカウント27まで取られてしまい絶体絶命でした。しかしわたこさんの偉い動きもあって紙一重で逆転勝ちすることができました。この試合を落としていたら流れで負けもあったので、かなり大きい1勝でした。
終わりに
第二期大王戦を優勝することができました。個人的には前期の第一期大王戦は惜しくも決勝で破れていたのでそのリベンジを達成できて良かったです。 プライムとかいう塗りが弱く味方負担になりがちな武器を持たせてくれたチームメンバーに感謝です。
前回まで同様とても楽しめた大会だったので次もあれば参加したいです。