昨年の9月に子どもが生まれて今年の3月末まで育休を取得していたので、その感想を残します。
出産まで
育休は出産予定日から取得していましたが、初産なこともあり予定日が数日ずれました。その結果子どもはまだ生まれていないが、パソコンは返して仕事は休みで何もすることがない期間が発生しました。たくさん仕事をしたい人は予定日の1週間後を育休開始日としつつ、その前に生まれたら有給を使って対応するのもありかなと思いました。ただ空白の期間が発生するのは、物や心の準備ができる、慌てて会社のパソコンを返さなくても良い、最後のゆっくり休める期間を楽しむという点で悪くはないです。
出産は自分自身にグロ耐性がないのもあって立ち会わないことを選びました。そろそろ産まれそうというタイミングで分娩室を出て廊下で10分ぐらい待機していたら泣き声が聞こえてきました。産まれた直後に助産師さんに「スマホを出して!動画撮って!」と急かされたのはホスピタリティが高いなあと関心しました。産まれた直後の処置の様子をデータとして残せたのは良かったと思います。
生後1か月まで
出産した産院のサポートが手厚く父親教室を受講することができたので、子どもの寝かせ方やミルクの上げ方のコツなどを教えてもらいました。赤子に触るという経験が人生のこれまでで一度もなかったですが、「子育ての難易度が高いなら人類はとっくに滅亡しているはず。なので自分にもいい感じにできるはず」というマインドで育児に向き合いました。
1か月までは両親の2オペ体制でした。日中は2人で、22時から5時までは自分1人で、5時から12時まではパートナー1人で子どもの様子を見るオペレーションを組みました。乳幼児突然死症候群 (SIDS) に怯えていたので自分は夜通し起き続けて、定期的に脈を確認していました。夜中でも子どもは約3時間毎に起きるため、その都度ミルクを飲ませる必要がありましたが、満腹になるとすぐ寝るタイプだったので苦労は少ない方だったと思います。飲んだらすぐ寝る様子は家ではどか飲み気絶部と呼んでました。
生後2か月まで
変則的な育児の取得の仕方をしていて、この時期だけ一時的に職場に復帰していました。早めに仕事に復帰したいパートナーの希望もあり、1か月までは育休&産休で2人体制、その後から2か月までは産休で1人体制、その後から3月末までは育休で1人体制という計画でした。日中は仕事、夕方にお風呂は2人で対応、深夜対応は引き続き自分が行うという形でした。
この時期にパートナーが子どもを連れて実家に2週間ほど帰省しました。しかしその実家で姪から RS ウイルスをもらった結果入院することになりました。これに合わせて慌ててパートナーの地元に移動し、病院に泊まり込みで看病をしました。幸いにも特に重症化せず、本人はちょっと咳と鼻水が出るぐらいでケロッとしていたのが救いでした。
生後3か月まで
先ほど書いた通りこのタイミングから本格的に育休に入りました。1日の流れは10時頃起きてパートナーと子守を交代、日中は基本的にずっと子守担当、夜は子どもが起きたら都度対応という形でした。パートナーが基本的に在宅勤務かつ勤め先の理解もあり、中抜けをしてもらい日中の授乳は母乳でした。この日中の授乳は自分目線だと「3~4時間に1回訪れる15分休憩」だったので仮眠やゴミ出しなどの溜まっている家事の消化や息抜きにちょっとゲームしたりと、気分転換に良かったです。
この頃から寝かしつけが大変になってきました。先ほど書いた通り夜中はミルクさえ飲めばすぐ寝てくれるのに対して、19時頃の入眠のタイミングはなかなか寝てくれず、ずっと泣いていることが多かったです。泣いているときに抱っこして歩くと泣き止む「輸送反応」を期待して家の廊下をひたすら歩くことを繰り返していました。時間がかかる日では30分ぐらいずっと廊下を歩いていたこともありました。歩く以外にも日によっては、その場で駆け足をしてみたり、スクワットを試したり、ダンシングフラワーみたいに横揺れをしてみたりと試行錯誤していました。
あまりにも寝かしつけが終わらない日はパートナーに交代をお願いすることもありました。抱っこする人が変わると本人的に気分転換になるのかすんなり寝ることも多かった気がします。寝かしつけは大変でしたが、交代が可能という後ろ盾があるのはメンタル的に救われる部分がありました。
生後4か月まで
この頃になると自分の生活リズムも安定してきて、毎日の行動が固まってきました。その中でも子どもをベビーカーに乗せてのお散歩をする日課が印象に残っています。子どもに日光や外気を浴びせるのが良いという話もあって毎日近所を散歩していました。この散歩ついでに近所の飲食店でお弁当を買ってお店を開拓するのも日課になりました。
この頃からこちらのアクションに対して子どもから返ってくるリアクションがかなり豊かになってきました。前月まではメリーを近くに置くと目で追う程度だったのが手を伸ばしてくれたり、話しかけると笑い返してくれるなどのリアクションが増えました。巷でよく言われる「他の人の反応がないリモート会議はつらい現象」と同じく、日中遊んでいて大きな反応がなく寂しいところだったので、この変化はポジティブなものでした。
生後5か月まで
生後5か月になり、離乳食が始まりました。新しい育児タスクがアンロックされたことによって少し難化にはなりますが、普段の遊び以外に子どもと触れ合える機会が増えるのは良いなと思いました。早く一緒に回転寿司とか焼肉チェーン店に行きたい〜と考えながら日々離乳食を食べさせています。
全体的な感想
ペットを飼ったこともたまごっちをプレイしたこともなかったので、何か生き物のお世話をするという経験自体が初めてで、何をやっても新鮮な体験でした。特に新生児期は「お腹を空いたらすぐミルクを飲ませる」「うんちをしたらすぐにおむつを変える」という部分がたまごっちの仕様と似ていて、育児をゲーム化したのがたまごっちだったんだなと感心しました。
子どもの成長も伴って育児タスクがどんどん増えていくのも、ゲームに近いなと思いました。
まだまだ育児は始まったばかりかつ、仕事を復帰すると両立で難しい部分が出てくるとは思いますが、頑張っていきたいと思います。